病気・ケガの原因は、電気信号で脳が異常を感じることで生じます。
当院の神経電気電子測定療法は、異常を感じた人体のどこでも電子検査をします。心電図、脳波計、筋電計と同じ方法です。皮膚の表面にスポンジ電極を当て、極微弱な低周波電気を読み取り、数値化します。異常のある箇所を数値化すると、必ず他の箇所と違う数値が確認されます。解析後は、神経電気の増幅処置を行い、治療いたします。

神経電気療法とは

神経とは、神経電気のことです。人体に流れる極微弱な生体電気の存在を、低周波電気で5000倍に増幅させることで読み取ることに成功し、1932年ノーベル賞を受賞した英国人エドガー・D・エイドリアンの実証『刺激の神経伝達は電気信号で行われている』が基礎となっています。この発表により、心電図・脳波計・筋電計等ができました。

しかし、筋電計などスポーツ選手の筋肉の作用は研究されても、治療等に生かされていませんでした。極微弱な電流を読み取っても、損傷した筋肉はなかなか再生しません。しかし戦前に動物園のゾウの尻尾が凍傷で穴が開き、その部分に低周波電気を当てたところ、数ヶ月後凍傷の穴がふさがったと、読売新聞に大きく取り上げられ、その後人間にもと機械を改良してできたのが、家庭用低周波治療器です。その後、整形外科、ほねつぎ、接骨院、整骨院等で使用している医科向けの低周波治療器での保険適用で急速にいろんな種類の低周波治療器が開発されました。

神経電気療法の効能

やけどの場合
 
しみ・湿疹の場合
湿疹の場合
壊死手前の段階の場合
舌癌の手術痕の場合

なぜ神経電気が筋肉にいいのか

1.筋肉は血管を支配しています。
2.筋肉は神経に支配されています。
3.末梢神経は、運動電流です。末梢へ流れます。
4.末梢からの抵抗を受けると知覚電流になります。
5.知覚電流は脳へ流れます。
膝が痛い時、電気抵抗が起き、痛みとして脳が感じます。この時軽い痛みはMRIには写りません。しかし、膝に神経電気を負荷すると、知覚電流は消えて、元の運動電流に戻り(速度と量が正常になるから)、痛みを取ることができます。
6.脳は、体中に神経電気を流し、電圧の変化を感じています。
7.電圧の変化(病気・ケガ)を早めに感じても、そのすべを測定できる検査法がないのです。
8.神経電気診療は、異常を感じ検査しても、何も出ない、様子を見ましょうと診断されずにすみます。

神経電気療法の歴史

古代医学からくる病気の治療法
病気は人間がこの地球上に現れた最初からあった難問題です。
大昔から現代に至るまで、この難問題に挑戦した数多くの人々の努力の結晶が現代医学です。
治療の方法を大きく分けて見ますと、薬物治療、外科手術療法、食物療法、運動療法、物理療法があり、生い立ちはどれも古代医学に源があるのです。
科学的知識のない昔の人の治療法は理屈ではなく、あくまでも経験なものにすぎませんが、この経験を理論定義すればそれは立派な科学。物理療法はその一つの良い例です。
この療法は、刺激療法で、電気刺激、放射線療法、温熱刺激など、人間の身体に刺激を加えて病気を治療するのです。
電気の発見は意外に古く、紀元前600年にギリシャのターレスという人が、琥珀という石を摩擦すると紙片や羽などの軽いものを吸い付ける性質があることを見出し、痛むところに刺激を与える様にこする作用で痛みを和らげた、電気の基礎をつくった。ギリシャ語で琥珀を意味する言葉が、英語でいうElectricity(エレクトリシティ・電気)の語源です。

人間の身体の病気を治すのに、電気刺激を最初に使ったのは紀元500年です。
当時でも痛風みたいなものが存在し、足の拇指の関節の痛みや腫れに、魚の中で電気を発生するシビレエイを特に利用したと文献にあります。
動物のからだから出る電気は、すべて低周波電気です。摩擦により電気を起こした治療もそれほど効果が得られませんでした。
西暦1800年前後にかけて行われていた研究に、感電電気や、変圧器の出現で人体にも、電流を切ったりつないだりして直接皮膚に当てる感電療法が治療効果を高めました。
摩擦電気療法から感電電気療法を生み出すまでの期間は、長い年月がかかりました。
西暦1840年から1900年の間に開発された医療機の種類は多く、高周波、電磁波、ジアテルミー、X線など現在でも使われています。
西暦1902年(明治35年)フランスのルジュックが、直接電気を切ったり、つないだりして低周波の電気を生み出す装置を完成させ、医療面に応用されるようになりました。低周波電気とは、直流電気を断続させて発生する電圧電流計のパルス波のことです。

料金案内

電子検査、治療 (メディカル) 10分2,000円〜が目安です
低周波通電集中治療 10分2,000円〜が目安です

症状・治療時間により差異がございますので、料金は相談承ります。
1回の治療時間の目安は、30分~50分程となります。

※ケガ(捻挫、打撲、骨折、脱臼)は各種保険適応できますので、ご相談ください。

西武新宿線「新井薬師前駅」徒歩2分

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